エブリスタから^_^
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どうもこんにちは、全てが億劫な(?)「ほのぼのくるまにっき」です!
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ということで今回は、1950年前半の今まで見てきた中で最も古いアメ車を紹介します。
その話に入る前に、車の歴史について少しだけ語らせてください。まず、ガソリン自動車の誕生は19世紀末期。実はかの有名なメルセデスベンツを創業した、ダイムラーやベンツなどが開発しました。まだその時代は、幌馬車の馬を消してグリルをくっつけた姿でした。(1900〜1930年頃)
しかし1940年、第二次世界大戦が勃発。世界中、石油が高騰し不景気に陥りました。そして自動車業界は突如小型化。そう、今回見たのは小型化したばかりのアメ車!!もう、沿革が目に浮かぶようです。ちなみに元々移住系だったアメリカ人にとって、トランクは必須でした。それから1950年後半から時が進むにつれ、車高はそのまま、横が長くなったという説があります。後は国土が広いので、エンジンを多く積みたかったり… まあ、時代による好みやマーケティングもありと思いますが。
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その車を見つけたのは、昨日の午前9時頃。夜、布団を被っていなかったせいで、腹を下します… とっくに虫の息でしたが、レア車だけは見逃しません。
私営っぽい小さな中古店に、それは佇んでいました。最初はジャガーかと思っていたが… こちら。
うおおおおおお!!拍手、拍手を。腹が痛すぎて喜ぶ暇もありませんでしたが、何度見ても美しい。シボレーのバッチをつけていますね、スタイルラインあたりでしょうか? 結構傷んでいますが、レストアするのですかね〜 ボンネット両端は凹み、真ん中の膨らみが強調されています。優雅なボディラインは、小さいながら威厳があります。まあ5mあるんですけどね(?) グリルも中々ごちゃごちゃしていますが、しっかり形になっていて凄い(語彙力皆無)
ピラー(柱)が細いので、視界は良好そうですね。
スタイルラインは7モデルで展開されていて、着色ガラスなど様々なオプションを備えていました。更に凄いのが、2速AT(自動でギアを変えてくれる)を搭載したこと!流石にオプションですし高級なモデルだけでしたけどね。ちなみにエンジンは6気筒。更にアメ車クーペの象徴ベルエアも最初はスタイルラインのモデルで、初期は内外装の多くを共有していました。戦中〜戦後少ししか活躍しなかったスタイルラインですが、ベルエアの親に当たる存在なんです。インテリアもベンチシートがそのまま残されていて、もはや感動的でした。
汚れていてうまく見えませんでしたが、挑発的なステアリング(ハンドル)と奥にある1つのメーター。センターコンソールには大きく構える刻まれた銀色の物がありました。エアコンでしょうか…?もちろん窓も巻き上げ式!
インテリア、フロントときたらリア。
デザイン、本当に一新しましたよね。
やっぱりこの時代の車はフェンダーがタイヤを覆っている。目立つのは、割とゴツいバンパーと、控えめなリアコンビランプ。そして何よりデカそうなトランクですよ!(笑) 丸みを帯びて優雅ながら、実用性がありそうです。
いや〜 こんな車大統領が乗ってそうですよ。ノストラジック!(言ってみたかっただけ)
今回は専門知識が多くなりましたね、これにて終わり^_^ 腹痛に怒ったのは久しぶりでした。